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三宅島クルージング
平成27年8月11日(火曜)~8月14日(金曜) |
8月11日 12:30 ベイサイドマリーナ出港 11日天気図 |
8月12日 暁の頃には海面も穏やかになり、東の方が白み太陽が水平線から顔を出すと、三宅島も視認できた。若干のうねりは残っているものの台風の影響も次第に遠のくので、天候が安定し、熱い日になりそうである。 三宅島に近づくにつれ火山島であることを再認識する。噴煙が幾つか立ち昇っていたり、溶岩が流れたと思われるザックリとえぐれた斜面も見える。海の透明度やその青さは黒潮の海域ならではのものだろう。波打ち際の黒い巨大な溶岩に打ち寄せる大波が一瞬、ウルトラマリンブルーの輝きを放つ... 09:00 阿古入港 既に4~5隻のヨットと巨大なパワーボートも停泊している。当船は、漁協に近い一番奥の岸壁にサイド着けする。今日は大潮に近く、舫の調整に注意が必要である。着岸後、ガソリンや氷の補給をする。ガソリンは、沖山商店(04994-5-0043)で配達してくるれ。氷は三宅島漁協で4貫目800円で購入した。水も自由に使える。トイレも和式だが、水洗トイレが漁協脇にある。食事と風呂は港から見えるホテル海楽で済ませた。今回は使用しなかったが、この海楽にはランドリーも料金を払えば使用できそうである。他に日常品が揃っているスーパーもあり、当該港には長期滞在も可能な施設が揃っている。また、係船料を徴収されることもなく、ただ、港の管理者が持参した用紙に船名等を記載すれば良い。良い港である。但し、今日はただただ熱く、日が落ちるまで我慢の一言である。 |
8月13日 05:30 阿古出港 13日天気図 台風13号から変わった低気圧が前線を伴い通過中である。どんよりとした雲に覆われ、雨もありそうである。日が差さない分、暑さは無い。風は思ったより無く、恐らく上空を通過する纏まった雲の影響を受け、一定しないものと思う。但し、雷も鳴っているので、ストームジブと1ポイントリーフの覚悟はしておく必要がある。 やはりめまぐるしく天候は変わり、凪有り、強風有り、晴れ間が出たり、デッキに打ち付けるような雨が降ったり。お陰で、リーフやその解除とデッキワークの忙しい日だった。当初、旨いキンメを食いに下田に行く予定で出港したものの、クローズで荒れ気味の海面を帆走する事のキツサを考え、大島の元町港へ向う事にする。結局、南西の風が強まり、西に開けている元町港も敬遠し、波浮へ14:30入港 この港には何度来たことだろうか。入港後、民宿波浮屋でシャワーだけ料金300円で利用させてもらい、鵜飼商店で、コロッケとハムカツを買い、夕食のおかずとする。明日が大潮だが、1日前にして満潮と高潮が重なり、漁協前は岸壁を越えて海水が打ち寄せている。温暖化の影響もあるのかもしれない。 南西の風はその後も収まらず、夜間に更に強さを増してゴーゴーと音を立て、明け方には、スターンから流していたアンカーが走錨しているのを発見。もう少し発見が遅れればバウが岸壁にぶつかっていた。当港はアンカーの効きが良くない印象がある。また、漁船や作業船の打ちっ放しのアンカーやそのロープが海底に多くあるので、揚描の際、引っかける事が良くある。今回も他船のロープを絡め、引き上げるのに一苦労をした。 |
8月14日 06:30 波浮出港 |